2007年 05月 15日
賃貸宇宙 |
おひさしぶりでした。
どうもこの頃疲れやすくて、朝起きて家事と買い物と昼ごはんをすませ、
ムスメの昼寝に添い寝してると、もう確実に一緒に爆睡、
起きたらもう晩ごはん作る時間・・・という呪縛から逃れられないくまむしです。
本日の昼寝は奇跡的にムスメより早く生還。
えいやっと気合を入れまして、久々の更新です。
早くも妊娠8ヶ月目突入です。
本が読める自由時間(妊娠期間)もあと少々、
でも活字がいっぱいの本を読み進む気力にも乏しい妊婦が、
最近はまっているのがコチラ。
賃貸宇宙UNIVERSE for RENT〈上〉
都築 響一 / / 筑摩書房
ISBN : 4480421653
スコア選択: ※※※※※
賃貸宇宙UNIVERSE for RENT〈下〉
都築 響一 / / 筑摩書房
ISBN : 4480421661
スコア選択: ※※※※※
TOKYO STYLE
都築 響一 / / 筑摩書房
ISBN : 4480038094
スコア選択: ※※※※※
文庫サイズの写真集で、どれもあまりに分厚くて、開いたらパキパキいって壊れそうなボリューム。でも読み始めると止まらなくて、つい読破しちゃいます。
持ち家でなく、オシャレな雑誌に乗るような部屋でもなく、オノレの嗜好だけに忠実に、狭い賃貸物件に住む無名の人たちのお部屋拝見。
狭い4畳半に好きなものをぎゅうぎゅうに集め、モノの形をした情熱に占拠されてカオスと化した部屋、
旅費を稼いだらすぐ出発して何ヶ月も日本にいないから、寝るだけのベースキャンプとしてのみ機能する部屋、
ものすごく汚いんだけど住人にとっては秩序だって住みやすい、床の見えない部屋・・・
どの部屋も、住人が何を大切にして今を生きているかをくっきり映し出して、非常に興味深いです。
住人の濃密なオーラを孕んだ部屋写真の連打に夢中になり、
ふと本から目を離して、自分の住んでる部屋を見ると、
ああなんて「薄い」部屋に住んでるんだろうと、忸怩たるものを感じます。
学生時代6畳一間に暮らしてた頃は、中国の留学生楼でルームシェアして暮らしてた頃は、
自分ももっと面白い部屋に住んでただろうか・・・
いや、不完全な自我意識だけがくすぶる、なんだか煮え切らない部屋だったかもしれないな・・・
近い将来、今住んでいるところを引き払い新たな住処を見つける必要はあるわけで、
そのときわたしと家族はどんな部屋に住むのか、
そのとき何を大切にして生きているのかを考えてしまう、そんな本です。
どうもこの頃疲れやすくて、朝起きて家事と買い物と昼ごはんをすませ、
ムスメの昼寝に添い寝してると、もう確実に一緒に爆睡、
起きたらもう晩ごはん作る時間・・・という呪縛から逃れられないくまむしです。
本日の昼寝は奇跡的にムスメより早く生還。
えいやっと気合を入れまして、久々の更新です。
早くも妊娠8ヶ月目突入です。
本が読める自由時間(妊娠期間)もあと少々、
でも活字がいっぱいの本を読み進む気力にも乏しい妊婦が、
最近はまっているのがコチラ。
賃貸宇宙UNIVERSE for RENT〈上〉
都築 響一 / / 筑摩書房
ISBN : 4480421653
スコア選択: ※※※※※
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都築 響一 / / 筑摩書房
ISBN : 4480421661
スコア選択: ※※※※※
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都築 響一 / / 筑摩書房
ISBN : 4480038094
スコア選択: ※※※※※
文庫サイズの写真集で、どれもあまりに分厚くて、開いたらパキパキいって壊れそうなボリューム。でも読み始めると止まらなくて、つい読破しちゃいます。
持ち家でなく、オシャレな雑誌に乗るような部屋でもなく、オノレの嗜好だけに忠実に、狭い賃貸物件に住む無名の人たちのお部屋拝見。
狭い4畳半に好きなものをぎゅうぎゅうに集め、モノの形をした情熱に占拠されてカオスと化した部屋、
旅費を稼いだらすぐ出発して何ヶ月も日本にいないから、寝るだけのベースキャンプとしてのみ機能する部屋、
ものすごく汚いんだけど住人にとっては秩序だって住みやすい、床の見えない部屋・・・
どの部屋も、住人が何を大切にして今を生きているかをくっきり映し出して、非常に興味深いです。
住人の濃密なオーラを孕んだ部屋写真の連打に夢中になり、
ふと本から目を離して、自分の住んでる部屋を見ると、
ああなんて「薄い」部屋に住んでるんだろうと、忸怩たるものを感じます。
学生時代6畳一間に暮らしてた頃は、中国の留学生楼でルームシェアして暮らしてた頃は、
自分ももっと面白い部屋に住んでただろうか・・・
いや、不完全な自我意識だけがくすぶる、なんだか煮え切らない部屋だったかもしれないな・・・
近い将来、今住んでいるところを引き払い新たな住処を見つける必要はあるわけで、
そのときわたしと家族はどんな部屋に住むのか、
そのとき何を大切にして生きているのかを考えてしまう、そんな本です。
by kuma-mushi
| 2007-05-15 16:04
| 読書